子どもの広場ゆうび ~ポジティブな声かけで互いに心地よく~



子どもの広場ゆうび ~ポジティブな声かけで互いに心地よく~

子どもに注意や促しをするとき、どんな声かけをするか迷うことがあります。

3歳の息子、こちらの「そろそろお風呂に入ろう」に対して、まずは「いやだ」の返答です。

遊びを中断したくないなど彼なりの理由があるでしょうが、こちらも余裕がないときはついつい「お風呂に入らないと○○しないよ」という声かけが出てきてしまいます。「これじゃ脅しだ…」と自己嫌悪。そんな時は「お風呂で水鉄砲しよう」など、ポジティブな提案をしようと心がけています。言っている方も言われている方も心地よくいられます。もちろんそううまくいかないことも度々ですが…。

替わってゆうびでも。今日は誕生会です。ゆうびでは家族的なつながりや個人を大切にするという想いから、誕生会は大きな意味を持っています。
基本的にはその日来ている全員が集まり、ジュースで乾杯。いつもより豪華なおやつを食べながら質問コーナーで楽しみます。

ところが、このところ誕生会に参加しない小中学生が数人います。ゲームの時間を取られたくない、質問の場面が辛いなどの理由があるようです。もちろん無理強いすることはないですが、スタッフは毎回声をかけることはやめません。
「それって強制?ゆうびは嫌なことはしなくてもいいんじゃないの?」と返ってくることもあり、頭を悩ませます。「誕生会出ないとおやつないよ」などとまた嫌な言葉が浮かんでしまいます。

そこでポジティブな声かけを思い出し「今日は鈴君の誕生会です。最初の乾杯だけでも一緒にお祝いしてくれたら私は嬉しい」と伝えてみました。

彼らは少し考えて「まあ、お祝いだからねー」と誕生会の部屋に入って行きました。
きっちり乾杯だけしておやつを持って出て行きましたが、それでも大きな一歩です。

脅しのようなネガティブな声かけは大人の権威をふりかざしているようなもの。これで言うことを聞いても本人の身にはなりません。ポジティブな声かけは、お互いを認めた上で提案すること。そこからの選択は任せる。自律心、自己肯定感が養われます。幼児や小学生に限らず、どの年代にも当てはまることだと思います。

☎04・7146・3501 FAX同7147・1491

(NPOゆうび小さな学園)折坂麻理恵


                                                  

2019年10月30日 子どもの広場ゆうび ~ポジティブな声かけで互いに心地よく~ はコメントを受け付けていません。 | トラックバックURL |

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