東葛沿線さんぽ11「鰭ヶ崎駅周辺」



東葛沿線さんぽ11「鰭ヶ崎駅周辺」

今年最初の沿線さんぽは、流鉄線の鰭ヶ崎(ひれがさき)駅周辺を歩きます。

距離は短いですが、逸品揃いのプチさんぽです。

鰭ヶ崎は東葛地域の多くの街同様、昭和の時代に造成されて多くの戸建住宅が建てられたエリア。駅を出て線路を渡ると道路の右側は懐かしい感じのする住宅街で、道路の反対側の一角は開発中のようです。昭和から令和という3つの時代を経て、この街はどのように変わっていくのでしょうか?

通り沿いに「流山せんべい」のお店を発見。炭火を使ってじっくり丁寧に焼きあげた手焼きのお煎餅を販売しています。

昭和62年創業のお店は2年前にリニューアルしたそうで、店内にはたくさんの種類の艶やかなお煎餅が並んでいます。流山ふるさと産品に認定されているものも多くありました。

一番人気の商品は、醤油が香ばしい「かたやき」(80円)。これぞお煎餅!と思わず唸るような、昔ながらの懐かしいおいしさです。
お店のイチオシは、流山の特産品でもあるみりん、そして流山産の蜂蜜を使った、その名も「みりん」(180円)。食べやすい一口サイズで、軽く焼きあげた煎餅を口に入れると、みりんと蜂蜜のやさしい甘さが広がります。

「かたやき」や「ごま」などの定番から、刻みピーナッツが表面にまぶしてあるもの、黒胡椒入りの煎餅など、幅広いラインナップを見ていると、あれもこれもと全種類制覇の大人買いしたくなります。

今度は住宅街の中へ。当時建てられたと思われる住宅と建て替えられたような住宅が混在しています。程なくして和菓子屋さんがありました。

「菓匠美しまや」は、昭和52年に松戸から移転してきて以来、この場所で暖簾を守っています。お店に入ると、みたらし団子などの和菓子が売られています。

ベンチもあり、ここで食べていくお客さんもいるそうです。そして暖簾の上に額縁がずらり。何と、和菓子を明治神宮に献上したのだそう。その際の感謝状も飾られていました。

一番人気は、流山ふるさと産品にも認定されている「新撰組誠」(162円)。しっとりした生地に軽い食感のふんわりした餡がサンドされ、一番人気も納得のおいしさです。

そしてお店のイチオシは「おおたかの森カステララスク」(550円)。イチゴとオレンジの二種類があり、オレンジにはきな粉がまぶしてあります。きな粉とカステラが相性抜群!オレンジの香りが後から爽やかに香ります。
「新撰組誠」も「おおたかの森カステララスク」も控えめな甘さと軽い食感で、日本茶だけでなくコーヒーなど幅広い飲み物にも合いそうです。

再び住宅街を歩き出すと、お店のような外観の建物を発見しました。

「ぴょん鉄」は、全国から依頼を受け、様々な鉄道模型やジオラマなどを製作する工房。1階はパーツなどのショップ兼工房、2階はNゲージ運転用レイアウトのレンタルスペース(高校生以上対象)になっています。

ちなみにNゲージは、レールの間隔が9㍉で縮尺150〜160分の1を標準とする鉄道模型のこと。
ぴょん鉄さん製作の流鉄の模型が流山おおたかの森駅前観光情報センター内で走っているので、馴染みのある方もいるかもしれませんね。

なお、今月31日から2月9日まで、一茶双樹記念館向かいの杜のアトリエ黎明で10回目となる流鉄展が開催されます。

街並みを再現した精巧なジオラマや流鉄グッズも販売され、ぴょん鉄さんも展示協力しているので、ぜひ足を運んでみてください。

(写真・文=土肥佳子)


◎歩行距離:約700㍍

■流山せんべい
流山市鰭ヶ崎1475‐6
☎04・7159・3859
営業時間▽9~19時
定休日▽火曜

■美しまや
流山市鰭ヶ崎1452‐3
☎04・7159・0546
営業時間▽9時~19時
定休日▽月曜

■ぴょん鉄
流山市 鰭ヶ崎 1475‐170
☎04・7158・8385
営業時間▽販売・各種模型加工、イベント展示相談、缶バッチ制作など10時~17時/レイアウトの利用(完全予約制)10時~20時※最終チェックイン18時
定休日▽月曜


                                                  

2020年01月29日 東葛沿線さんぽ11「鰭ヶ崎駅周辺」 はコメントを受け付けていません。 | トラックバックURL |

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