かかりつけ薬局の知っ得情報 ㉘ 『スマートフォン』



かかりつけ薬局の知っ得情報 ㉘ 『スマートフォン』

スマートフォンは毎日の生活に欠かせないものとなり、だれもが当たり前のように使うものとなりました。

近年は小学生全体での所有率も増加しており、内閣府の調査では、2019年時点で45・9%に達しています。
また、1日の平均利用時間は、小学生で68・3分、中学生で127・5分、高校生で、177・7分となっています。

近年では、近距離でスマートフォンを使いすぎることによる、目が突然内側に寄ってしまう、こどもの急性内斜視という病気が増加していると言われています。急性内斜視の原因は、はっきりしておらず、片眼を隠すことにより両眼視機能が遮断されて起こるものと、ストレスによって起こるものがあるとされていました。

近距離で物を見る時は、ピントを合わせる「調節」という機能が働きますが、その状態が長時間に及ぶと元にもどりにくくなります。調節という機能が働くと、両眼は内側に寄る「輻輳(ふくそう)」という状態になり、調節とともに輻輳の状態も元に戻りにくくなります。

こどもは、この調節および輻輳の機能が未発達であり、異常を引き起こしやすく、内斜視になりやすいと考えられます。
読書では起こらないことから、近距離で動画やゲームを見ることで起こるのではないかと言われていますので、もし、スマートフォン使用中に物が2つに見えたり、眼が内側に寄ってきたように感じたら、すぐに眼科を受診しましょう。

新型コロナウイルスの影響により自宅にいる時間が増えていることで、普段よりスマートフォンを利用する時間が増えてしまうかもしれません。周りの大人も一緒に注意しましょう。

担当薬剤師 渡邊 隼太
問い合わせ☎047・360・3600一般社団法人 松戸市薬剤師会


                                                  

2020年04月29日 かかりつけ薬局の知っ得情報 ㉘ 『スマートフォン』 はコメントを受け付けていません。 | トラックバックURL |

カテゴリ: かかりつけ薬局の知っ得情報 その他の地域 健康 東葛ニュース

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