元校長・荒井輝雄さんが悩む親たちにアドバイス

話をする荒井輝雄さん
不登校や子育てに悩む親の相談に乗り、サポートしている「NPO法人教育支援三アイの会」は毎月1回、「不登校児童.生徒を持つ親への相談会」と題して講演会及び相談を開催している。7月は、荒井輝雄さん(元小中学校校長、元千葉県家庭裁判所家事調停委員)による「悩みを持つ親との出会いで感じたこと」をテーマに開かれた。
教育者としての長年の経験と、家事調停委員として家庭内問題、特に子供の行動に悩む親の相談に乗ってきた荒井さんは、非行や不登校の子供たちと関わってきた体験から話をした。
子供は、特に母親の育て方によって良くも悪くもなる。子供にとって、両親の争いは精神的不安になる。さらに、離婚で親権が決まらないことや、再婚の話が出てくると子供たちはだんだん家に帰りづらくなり、自分の居場所を探すようになるという。これが非行の始まりだという。
一方、不登校について、取り巻く環境から現代青少年の特徴を話し、不登校になる原因として1)個人の性格的要因、2)親子、家族関係によるもの、3)学校・社会に問題の3つを掲げた。
治療としては
◆簡単に治るものではないから時間をかける
◆親がいちいち指導や干渉をしないで、自主性、自立性を持たせる
◆趣味や勤労に目を向けさせ一時休学もやむをえない
◆嫌味、陰口、無視などの行為は厳禁
◆不安、緊張が強いときは一緒に行動する
◆転校
◆両親の意見の統一
◆親だけでは無理。他人の意見を聞き相談する
などをアドバイス。
さらに、親は家庭での保護者、指導者、家庭人としての3つ役目が大事。父親と母親(人間として同じではあるが)の役割は違うが、親の役目として経済的に保護してやることが大切な条件の一つ。
最後に、心の動きは行動に出る。心を育てるには脳を育てること。それには、〝泥んこになって遊んだか″など、子供が小さい時「どのような体験をしたか」が大事だと篤と話した。
31と33歳の息子の母親は、「昔を思い出し、自分の反省も含めて考えさせられた」と感想を言い、職に就いていない長男のことを打ち明けた。
▼問い合わせ TEL:04~7162~2130 三アイの会
柏駅東口徒歩7分
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2009年09月09日 コメント&トラックバック(0) | トラックバックURL |
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