松戸の吉川さん 歌声サークル「う・旅人」発足

松戸の吉川さん 歌声サークル「う・旅人」発足

歌が大好きな吉川さん

歌が大好きな吉川さん

「現代人は一見ニコニコしているようだが、一人ひとりは寂しい状態なのでは…。心のつながりや、人との輪を取り戻したい」と、松戸市在住の吉川(きっかわ)篤三郎さん(65)は、今年3月、歌声サークル「う・旅人(うたびと)」を立ち上げ、松戸と柏を会場に歌を通じて仲間の輪を広げている。

62年、先輩に連れられて新宿の歌声喫茶「灯(ともしび)」へ行き、やみつきになった。「生の文化に触れて感動しました。日本に音楽文化が洪水のごとく押し寄せた時代、歌声喫茶は私の青春です」と吉川さん。聞いているだけでは飽き足らず、「職場で歌声サークルを作って活動していました」と振り返る。

去年の暮れ、テレビでたまたま見た『歌声喫茶が再燃しています』とのニュース。早速、番組で取り上げられた歌声喫茶「ゴリ」(船橋)に出掛け、自分の年齢も忘れて同年代の人と大いに歌った。そこで「自分も歌いたいが、他の人にも歌える場所を作ってあげたい」と気持ちが膨らんだ。

喫茶店を開くのは無理でも、公共施設を借りてのサークル活動ならできるのではと模索していたところ、取手の歌声喫茶で出会った橋本正子さん(76)がピアノの伴奏を引き受けてくれることになった。ポスターや歌詞カードを作る人、会場設営を手伝う人など多くの協力者が現れサポートしてくれた。「歌声で結ばれた新しい人間関係ができて、ありがたい」と吉川さんはほほ笑む。

さらに夢は広がり「東葛地区にもっと歌声の輪を広げたい」と、柏での開催を熱望していた吉川さんに、さらなる助っ人が現れた。「ゴリ」の主力スタッフのゴリさんと唐土久美子さんが毎回参加してくれることになり6月22日、柏で初の歌声を開催した。

サークルの参加資格はただ一つ、歌が好きな人。「腹の底から声を出して歌いましょう。主役は皆さんです。歌を楽しんでください」と吉川さん。

▼柏会場=第4月曜日14時~16時、アミュゼ柏。会費800円。飲食不可。但し、のどを潤す程度のマイポット可。

▼松戸会場=第2木曜日14時30分~16時30分、松戸市小金原体育館(2階・会議室)。会費500円。飲食物の持ち込み自由。お菓子は用意してあるが、飲み物は各自持参。

▼問い合わせ TEL:090~3235~5656 吉川さん

                                                  

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