No195 波立ち 



No195 波立ち 

管理・支配の結果と気づくこと

先生の言われるように私なりに管理・支配をしない母親をめざしていますが、今一つよくわかりません」 「どんなことでしょう」 「私なりには、理解して対応しているつもりでいますが、それでよいのかどうかが分かりません」 「子どものことで、心が波立つことはありませんか」 「いやという程あります」 親が子どもを管理・支配しなくする。その一番の方法は子どもに関心をもたないことです。関心を持つと子どもの言動考に一つ一つ心をかき乱されるからです。  もちろん、その理由は子どもの言動考を親の価値観でみてしまい、自分の価値観と異なる場合、憤り、焦り、不安、悲しみなど心の波立ちを感じてしまうからです。  簡単にいえば、子どもに

関心を持っている限り、親から心の波立ちが消えることはありません。  なぜ、そんなことがいえるのでしょうか。私たちの行動の始点は心の波立ちにあり、心の波立ちの先には、自分でも気づかぬ行動が待っているからです。  もちろん、これは脳が過去の行動に準拠した行動を指令するからで、実は、自分の意思など大した役には立っていないのです。 「管理・支配をやめましょう」 「心の波立ちに気づいたら、管理・支配の結果と気づきましょう」  解決のためには、いくつも方法があると思いますが、自分の行動を第三者的に観察するのが一つの方法です。また、できない自分を卑下しないことも良案です。  心が波立って、行動が起こってしまったとしても、後からでも気づければ一つの成果と考えます。そして、その度に(なんて不愉快な波立ち)と繰り返し思い起こすことです。どんなに不快であるか、いつも思っていると脳もいずれは、(そんなに不快なことならば、波立ちの指令を抑えます)と、不本意な心の波立ちを少しずつ抑えてくれるようになります。  見ないようにしているのではなく、見えているのに関心をもたない、という境地に達します。

「子どもと一緒にいるのが楽になりました」多くの親の感想です。

次回は、「母娘関係」


                                                  

2014年04月30日 No195 波立ち  はコメントを受け付けていません。 | トラックバックURL |

カテゴリ: 思春期ブルー 連載記事

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