子供の成長を 見守るように故人を見守っていく



子供の成長を 見守るように故人を見守っていく

故人に対する供養は、 ちょうど子どもの誕生からその成長を祝ってあげるのと同じような時間的な感覚で行う

と言ってよいでしょう。

 没後の一週間は、子どもの誕生をつきっきりでみるような気持ちで供養してさしあげるのです。
そして、お七夜に命名して一応の区切りとするように、それが故人には「初 七日」にあたります。
 そして、お宮参りをして神さま、ご先祖に報告して人間の仲間入りするのと同じように、故人には 七七日(四十九日)に成仏して、先祖の仲間入りをするというわけです。
 子どものお食べ式(お食い初め)は百か日に相当します。そして子どもの満一歳の誕生日が故人の一 周忌になります。その間に、新盆(初盆)があり、それは子どもの初節句にあたるでしょう。
 さらに七五三、十三参り、 成人式とつづきます。故人には、三回忌、七回忌、十三回忌と年忌法要が営まれるというわけです。

 子供の成長を 見守るように故人を見守っていく私ども凡夫には、毎日のように故人を供養することはとうていできませんので、このような年月の節をつけることによって、故人を偲び、普段できない供養をまとめて行うようになったのです。法要のたびに、故人を思い出し、故人の喜ぶことや安心することをひとつでも実行していくことが供養になるのです。こうしたら安心してもらえるんじゃないか、喜んでもらえるんじゃないか。――そんな思いが故人に伝わり、それが供養となるのです。


                                                  

2014年08月27日 子供の成長を 見守るように故人を見守っていく はコメントを受け付けていません。 | トラックバックURL |

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