離婚する夫婦「親として子育ての責任をどう取るのか!」



離婚する夫婦「親として子育ての責任をどう取るのか!」

 前々回、離婚を決意し太君(4歳)を連れて来園した京さんを支援するゆうびの動きをお伝えした。今回は、離婚する夫婦の我が子への責任の取り方について考えてみたい。

 京さんは「離婚の成立と親権の確保」のため家庭裁判所に申立てた。提出書類の中に「事情説明書(夫婦関係調整)」があり11事項について「具体的な理由・事情等」を記入することを求めている。その中の「お子さんは、父母が離婚等について裁判所で話し合いをすることや、今後の生活について、どのような考えや気持ちをもっていますか」の事項に京さんは「親から説明したことがなく、考えや気持ちを聞いたことはない」にチェックし、以下を付記している。「年齢が小さく、積極的に説明するには時期尚早。子どもに物事が分かるようになったと判断できれば説明したい。ただ、子どもからの問いかけや話題は、否定せず受け止めている。今までに、次のような発言をした。「パパは出て行っちゃたね」「前のママより今のママの方がいい。ニコニコするようになったから」「新しいパパが来たらいいな」と。

 また、最後の事項「お子さんに関することで裁判所に要望があれば…」には「子どもが離婚の説明が解るようになる頃までは、相手方の面会を控えるよう取り計らって頂きたい。子どもは今、父親が出て行ったことを受け入れ、順応し、何とか自分の中で折り合いを付けている様子です。今は、慣れ始めたこの環境を変えないことが子どもにとって一番よいのではないかと考えています。」と。

◆母子家庭、父子家庭の場合でも、一人で父性と母性をバランス良く発露して、親の責任を果たしている方もある。
◆「親権」がどちらになろうとも、双方エゴを捨て、我が子の健やかな成長のために、できる限りの力を尽くすことが二人の義務でもあり、子どもへの「罪の償い」である。
◆「養育費」も調停の額を生活費に優先して届ける。
◆相手の人格を否定するような言動は慎みたい。子どもにとっては、父であり母である。そのような発言を聞かされたのでは、自己受容を深め自分らしく生きることなど出来るはずがない。


                                                  

2015年06月24日 離婚する夫婦「親として子育ての責任をどう取るのか!」 はコメントを受け付けていません。 | トラックバックURL |

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