不登校は「困ったことでも悪いことでもない」柏市民生委員児童委員の研修会から(後半)



不登校は「困ったことでも悪いことでもない」柏市民生委員児童委員の研修会から(後半)

前回、『何だか解らないけど学校は私に合わない』。という『原因不明の原因』にこそ不登校の正体が内在すると記しました【後半】

④元気になってきた不登校生は述懐する。
◇亜さん(小3)は「…先生が黒板に算数の文章題を書いて『みんなで読んでみましょう…この問題出来る人?(手を挙げる人・挙げない人)』。これだけの先生の言葉の中に「やだな」と思うのが2つある、『皆で読む』と『出来る人は手を挙げる』。聡君(中2)は「小6までは我慢が出来たんだけど、テストの時間、皆静かで鉛筆を揺らしているのと、書く音しか聞こえない、変に静かな不気味さの中で…寂しくなっちゃって孤独つうか…『僕に学校はダメだ』と思った」と。こんな繊細な感受性を持つ子が通う「学級・学校」は今。

⑤全国一斉学力テストでは?
◇一人の児童・生徒から始まって都道府県までを成績順位に並べて公表するサバイバルな「競争集団」になり、皆が同じ目標に向かって同じように邁進努力する「目的集団」化して『苦悩する学校』になってしまった。これでは不登校の発生は止められない。

⑥つまり、不登校は恥ずかしい事でも、困った事でも、悪い事でもない!
◇1歳位の赤ちゃんに「人見知り」する子がいる、それに似ている。不登校を思春期前後に表れる発達課題と捉え人生に於ける「不登校のステージ」と位置づける。慌てず急がず、充分な時間と空間を提供する。その中でのんびりゆったり自分を見つめ、自分らしさを伸ばす機会とする。僕達は一人一人に寄り添い、疲れ傷ついた心を癒やし、やがては生まれてきて良かった。生きていて良かった。自分は自分、そんな「不登校のステージ」を創造したい。

⑦不登校しない子に育てたい、どうしたらいいか?
◇いろいろ考えられるが「自己決定力」をつけること「自分でやりたいことを思い立ち→その為の計画・準備をし→実行に移し→最後までやり抜いて→出来たことを自己評価する・他人の評価も聞く」。この過程をワンサイクルとして、いろいろな活動をたくさん体験・実行する。

◇具体的に実践例を挙げたいのですが紙幅が足りません。いつでも結構です。請う来園・懇談・歓迎。


                                                  

2017年04月26日 不登校は「困ったことでも悪いことでもない」柏市民生委員児童委員の研修会から(後半) はコメントを受け付けていません。 | トラックバックURL |

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