「国語大好き!算数大嫌い!」の悟君の…国語(物語)的な算数の学習方法…



「国語大好き!算数大嫌い!」の悟君の…国語(物語)的な算数の学習方法…

前月の発展風な話です。問題「太君と花さんが森へクルミを採りに行きました。二人合わせて120個採りました。太君は花さんの2倍採りました。太君は幾つ、花さんは幾つ採ったでしょうか?」。
小4の悟君《二人は仲良しなんだな~2人だから120を2で割って60個、これが太君の分、花さんはその半分だから60÷2=30個。2人分け合わせると60+30=?あれ?120個にならない、おかしいな?…》。
幾ら考えても解らない悟君は計算用紙に、木を1本描き始めました《120個も採れたんだから大きな木だ》と独り言を言いながら木の枝を伸ばし大きくしました。《クルミがいっぱいなっていたんだ》と呟きながら小さな○をたくさん描きつけました。《太君は花さんの2倍も採れるなんてすごい事だ…。花さんは、途中で飽きて歌でも歌っていたのかな》。絵には花さんらしいスカート姿の女の子が描かれました。
《あっそうだ!僕は算数の問題をやっていたんだっけ…。そうか、太君がなぜ、花さんの2倍も採れたかが問題だ》。太君の絵を書き入れようと、始めに花さんの絵の隣で止まった鉛筆はすぐにクルミの木の根本にいきましたが《そうか、太君は木に登ってクルミを採ったんだ。だから、花さんの2倍も採ることが出来たんだ》うんうん頷きながら、太君を木に登らせクルミをもいでいる絵にしました。《まてよ採ったクルミは何に入れて、どうやって運んだんだ?…そうかポケットがある》と言いながら、悟君は太君の短パンの両膝にポケットを2つ描き込んで、花さんのスカートに1つ描き込みました。その時、悟君は絶叫《ポケットだ!ポケットだ!2人で3つのポケットがある!120個を3(1+2)で割れば良いんだ。答えは40個、これが花さんの採ったクルミの数、40×2=80個が太君の採ったクルミの数だ》。(旧ソ連の少年少女小説からの翻案)
悟君は算数を勉強したのでしょうか?否です。悟君は物語の味わい方で算数をやってのけたのです。少なくとも悟君のような子どもには、教科名が「算数」と呼ばれる小学校6年生までは「体温のある数字」で想像力を膨らませて国語的算数を学ばせたいと想うのです。


                                                  

2018年02月28日 「国語大好き!算数大嫌い!」の悟君の…国語(物語)的な算数の学習方法… はコメントを受け付けていません。 | トラックバックURL |

カテゴリ: 子どもの広場 連載記事

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