うっちーは、幸さんから支援者のあり方を学んでいます。ありがとね。「十五の春を讃える会」



うっちーは、幸さんから支援者のあり方を学んでいます。ありがとね。「十五の春を讃える会」

ゆうびの園庭に、梅やさくらんぼの花が咲き始めました。3月です。ゆうびでは、毎年15歳の子をお祝いする『15の春を讃える会』が開かれます。
はじめの挨拶はスタッフのまこっちゃん。次に「証」と記念品の贈呈があります。今年度、15歳を迎えたのは4名です。その中には重度の知的障害と自閉性を持つ幸ちゃんがいます。僕(うっちー)が壇上にあがり、幸ちゃんへの証を読みます。
「あなたは、ゆうび小さな学園の学園生として『十五の春』を迎えられました。おめでとうございます。幸ちゃん。

◆小学3年生で入園して6年。身も心も大きくなりました。
◆元気に登園し日常活動は勿論、いろいろな行事にも参加しています。
◆紙切りをして、紙がクルクルと回りながら飛ぶのを見詰める瞳・プールで水中を歩き、流水の感触を味わいながら歌うような発声・散歩の時、道の脇に続く柱を弾いて出る音に傾ける耳など、敏感な感覚で楽しんでいます。
◆大きな音のドラムや賑やかなステージが大好きです。幸ちゃんが飛び入り参加すると皆も大いに盛り上がります。
◆幸ちゃんの傍らに座り、一緒にメロディを口ずさんだり、笑い合っているとうれしい心地になります。心が通った幸せな気持ちになります。
◆幸ちゃん!うっちーは、あなたから支援者のあり方を学んでいます。ありがとうね。身につけ伸ばした、これらのことに自信をもって活動し、個性輝く心豊かな、生き生きの二十一世紀人を目指してゆっくりと一歩一歩歩んで下さい。しかし、苦しみ・悩み・悲しみに出会うこともあるでしょう。その時はゆうびで心身を休め、力を蓄えましょう。ゆうびは、これからもあなたの『心の基地』です。」

僕は小3の頃の幸ちゃんがはじめてゆうびに来たときのことを思い出しました。学園生ははじめ、どうやって幸ちゃんとつきあったらいいか戸惑いました。幸ちゃんの素朴で純粋な目は、いつも皆を優しい気持ちにさせてくれます。幸ちゃんのまわりで、たくさんの学園生の優しい、人を想う心が成長しました。幸ちゃんは、ゆうびにとって昔も今もこれからもなくてはならない存在です。人は皆、存在自体が尊いことを幸ちゃんが教えてくれています。


                                                  

2018年03月29日 うっちーは、幸さんから支援者のあり方を学んでいます。ありがとね。「十五の春を讃える会」 はコメントを受け付けていません。 | トラックバックURL |

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