【我孫子市】嘉納治五郎別荘跡~我孫子を別荘地としていざなう立役者~



【我孫子市】嘉納治五郎別荘跡~我孫子を別荘地としていざなう立役者~

嘉納治五郎別荘跡

嘉納治五郎は一般には柔道の始祖、講道館の設立者として著名ですが、文部省参事官、高等師範学校校長といった教育者としても多大な功績を挙げました。

明治44(1911)年に、我孫子では最も早い段階で別荘を持ち、甥の柳宗悦が住んだり、東京帝国大学教授の村川堅固(第五高等学校時代の嘉納の教え子)が我孫子に別荘を持ったのも嘉納とのつながりによると考えられます。

嘉納は国際オリンピック委員となり、昭和11(1936)年には次の第12回オリンピックの東京招致に成功し(その後、戦争により中止)、13年には冬季大会の札幌招致も決めますが、会議が行われたカイロからの帰途、氷川丸船中で病没しました(77歳)。嘉納が柳を、そして武者小路や志賀を我孫子にいざないました。

嘉納治五郎別荘跡、柳宗悦別荘跡(三樹荘)への坂道「天神坂」=平成13年我孫子市選定景観賞受賞

そして嘉納の死後、嘉納が白山に持った後楽農園は分譲地となり、東京からサラリーマン、学者など都市住民が移り住み、田園都市的な景観が現れるようになります。

これらのことを考えると、東京周辺の農村であった我孫子が都市住民の別荘地へ、そしてベッドタウンとして変わっていく基礎を築いたのは嘉納であったといえるのかもしれません。我孫子市は平成17年度に嘉納別荘跡を取得しました。

嘉納治五郎別荘跡】
住所:我孫子市緑1丁目10番
JR我孫子駅 南口より徒歩約18分(約930m)
開館時間 9:30~15:30
休館日(火曜日、年末年始、臨時休館あり)

資料提供
我孫子市教育委員会 文化・スポーツ課
作成:我孫子インフォメーションセンター「アビシルベ」 TEL04-7100-0014
★我孫子の観光情報についてはアビシルベまで



                                                  

2011年10月12日 【我孫子市】嘉納治五郎別荘跡~我孫子を別荘地としていざなう立役者~ はコメントを受け付けていません。 | トラックバックURL |

カテゴリ: 史跡探訪

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