学園生の温泉旅行にコンパニオンをあげる ねらいは何なのか?達成出来るのか?



学園生の温泉旅行にコンパニオンをあげる ねらいは何なのか?達成出来るのか?

開園から25年、学園生が高齢化(?)して30歳代に突入した。

現在20歳以上の利用者・学園生は29名、半数を超える。従って、支援方法の工夫や改善だけでは対応しきれない。

例えば「私23歳になったの。25歳までには絶対結婚したい。同じ歳の子が結婚する話を聞くとくやしくなる」と訴える女性。

「彼女が欲しい。どうすればできるの?」と問う26歳男性。

「あの子(私の子)は、結婚は無理でしょうかね」とうつむく母親。

女性が数人同席する場で「Aちゃんは可愛いね」と言いつつ握手を求める28歳男性。

女性の裸体写真を見つめ「あぁ~○○してぇ~なぁ!」とはしたなく(?)叫ぶ24歳男性。……。

異性に対する興味・関心・好奇心や性的欲望は時に自己抑制できなくなる。

28歳男性から、恋愛感情や性欲について相談を受けた。
彼は「ソフト開発の会社に勤めています。給料は40万ちかくになりますので結婚も考えたのですが、彼女が出来ても関係が長続きしない。結局、ソープランドに通い詰めることになったのですが満足できなくて…、意欲のようなものも下降気味なんです。心療内科も3カ所ほど受診したのですがハッキリせず…、ただ、2つのクリニックで『社会性の発達に偏りがみられる』の診断が出ました。もうダメですかね~」と。自分の境遇・前途を丸投げする。

是が非でも支援内容に「成人向け」を用意したい。

「社会性」がそれなりに発達している若者は、メールで話し合いながら「彼氏彼女」の関係になるケースもあるが、障碍のある子は、アプローチの方法も見えずただ悶々と過ごしている。昇華の方法が思いつかない。

ゆうび利用者・学園生一人ひとりの顔を思い浮かべながら「何とかしてあげたい」と想い巡らしていると夜も眠れない。

それらのことにも配慮して12歳以上の「温泉宿泊」を実施してきたが、参加者の感想はもう一つパッとしない。

それでスタッフ会議で話し合い、今年は20歳以上の参加で「1泊2日温泉旅行」を実施する。夜の食事を「宴会」として、お酒も用意し、コンパニオンをあげて、大人のうたげを目指している。さて、こちらの意図が達成できるか。

「東葛まいにち」2013年11月27日号掲載


                                                  

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カテゴリ: 子どもの広場

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