先生方が子どもと共に在ることを楽しいと思える学級づくり



先生方が子どもと共に在ることを楽しいと思える学級づくり

19歳から40年間、一学級担任として過ごして退職後、「フリースクールゆうび小さな学園」を開園、22年目です。80歳の今、小中学校の教職員研修会に呼ばれることは少なくなりました。

その矢先、N小学校から教職員研修会にお誘いがありました。N校の校長先生は、小学校4年~6年とボクが担任した子どもです。背伸びもせず・卑屈にもならず、いつもニコニコしている子でした。教師になっても、少年時代の「らしさ」は変わることはなく学校経営に活かされています。

与えられた主題は「よりよい学級経営をめざして」。N校に親近感を覚えた今回は、副題を《教師が子どもと共に在ることを楽しめる学級づくり》として、次のような内容にまで触れました。

ある研究は
「学級は、事前にすべての外乱要因を統制し、あとは単純な作業を繰り返すことによって、目的を達成できる仕組みの目的集団である」

これが今日のイジメ・不登校・学級崩壊などの学級・学校問題を引き起こしていると指摘します。ボクもほぼこの論に賛成です。

が、であるならば、学級を、家族集団のような共同集団へと質的転換を図ろう。担任として初めての子どもへのあいさつ状では《今日から、みんなはボクの子ども(生徒)です。「くじ引き」の、運命で決まったのです。もう、ちょっとやそっとのことでは別れることができません。なかよくしようね。握手!あくしゅ!》と運命的な結びつきを強調します。

日本の典型的な家風を学級の風土にしてしまおうと、日々の学級生活が始まってからも喜怒哀楽を共有し、共感を増幅させるさまざまな活動を行います。

紙面の都合で項目だけを書きます。理解頂けるでしょうか。また、制約が厳しく「見て見ぬふり」ができない今日の学校では不可能なこともありそうです。

●一人ひとりの誕生日会。

●無欠席の日は三本締め拍手。

●無欠席1カ月でお赤飯。

●初潮のお祝い。

●コタツのある教室。

●受験生に身代わりお守り。

●教室の事務机に子ども用パンツ。

●職員旅行のおみやげ。

などなど。さて、N校の先生方、実行できる項目はあるでしょうか。

「東葛まいにち」2010年9月8日号掲載


                                                  

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カテゴリ: 子どもの広場

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