不登校→引きこもり→ニート→…の図式(4)「私は不登校したことに後悔はない」と綾さん



不登校→引きこもり→ニート→…の図式(4)「私は不登校したことに後悔はない」と綾さん

【綾さん23歳の現在】 印刷会社パート。月収は11万~12万。「家には1万円入れています。母がそれ以上は受けとってくれなくて…。いただいたお給料の半分は手を付けず貯金しています。化粧道具などは最低限。いまお金をかけているのはチェロ教室の月謝と見たい展覧会があれば行くくらい」。ゆうびや絵の教室で描いていた絵も続ける。

【不登校のステージ】
小3の3学期から行ったり行かなかったり。5年で完全に行かなくなった。1年の時の担任の先生が感情的な女性の先生。「機嫌が悪いときは朝教室に入ってくる時から機嫌が悪かった。私生活のストレスを学校で発散しているんだな~という感じ」。5年でその先生がまた担任になり目の前が真っ暗になった。以降、ゆうびと絵の教室に週1回ずつコンスタントに通い、20歳で働き始めるまで学校には行っていない。

【綾さんの人となりと不登校理由】
「友だちはいません。小学校のころ仲良かった子と立ち話くらい。友だちも彼氏も欲しいという願望を感じたことはないです。一人の方が楽です」。学校では友だちはいた。学校に行っていた頃母に、「学級委員に推薦されたのが嫌だ」と訴えていたらしい。あと、「交換日記を友だちと二人でやっていたんだけど、別の子が来て友だちのとりあいみたいになったのが嫌だ」と訴えていたようだ。それが不登校のきっかけになったかどうかは分からない。

【父母の対応】
不登校で両親に心配や迷惑を掛けているなという罪悪感はあった。「お父さんお母さんは最初から行きたくないならいかなくていいよ、と私の好きにさせてくれた。ぼーっと過ごさせてくれた。好きな景色をみたり雲や樹を見たり…。虫を見ていると心が落ちつきます。仕事がきつい時、不登校のころのんびりして好きなだけゆくっりしたのだから、その分これから頑張ろうと思うし、頑張れると思います」。

【不登校生への言葉】
「せっかく学校に行かないことを選んで自由な時間を手に入れたんだからやりたいことをやりたいようにやるのがいい。わたしは不登校したことに後悔はないです」。

「東葛まいにち」2011年9月14日号掲載


                                                  

2011年09月13日 不登校→引きこもり→ニート→…の図式(4)「私は不登校したことに後悔はない」と綾さん はコメントを受け付けていません。 | トラックバックURL |

カテゴリ: 子どもの広場

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