ゆうびの「共在活動」は今(1) 学園生の活動・リーダーの心得など



ゆうびの「共在活動」は今(1) 学園生の活動・リーダーの心得など

スタッフ会議に理事の阿南さんがゲスト参加して下さった。学園生一人ひとりについて、熱く語り合うのを聴いて下さったあと「ゆうびの実践を表現するのには「ノーマライゼーション」も「共生」も適切とは思えない。ゆうびは『共在(共に在る)』ということだと思う。認知度は低い言葉だが、新しいモデルと思うので当ててみてはどうか」と。提起を頂戴して、ゆうびの『共在活動』の理念と実践を秋の教育シンポで一層明確にしたい。


【事例】(リーダー麻さんのリポート・要約) 具現の1例

香さん(23)は小6から不登校。中1で入園。高校進学するもトラブルが多く放課後ゆうびで過ごす。
リーダーや年上学園生に相談したり、勉強を教わったりして高校卒業。
幾つかのバイトを経て、現在は弁当工場で非常勤。毎日勤務が終わると「ただいま」と登園。仕事でつらかったことをリーダーに訴える。
気持ちを整理したあとは小さい子や障碍(がい)のある子の面倒をみたり一緒に遊んだり。
ゆうび畑の農作業には疲れていても参加している。
一人暮らしになったこともあり、年下の子や年上のリーダーに囲まれ大家族のようなかかわり合いによって香さんらしく活動している。

 ゆうびのリーダーの心得には、次のような文言がある。これも『共在活動』の実践に欠かせない。

★「ゆうび」は「利用者・学園生の先回りをして、事前にすべての外乱要因を統制し、あとは単純な作業を繰り返すことによって、目的を達成できる仕組み」の学校・学級、あるいは利潤追求を最優先させる企業のような目的集団ではありません。

★ともすれば目的集団に傾きやすい集団を、家族集団や異年齢遊び集団のような共同集団・生活集団として機能し続け、ゆったりさ・あたたかさ・やさしさ・いたわりなどが当たり前にひたひたとみなぎっているような時空にする努力をします。

★出会いの偶然性や運命的な結びつきを大切にします。日本の典型的な家風を「ゆうび」の風土にしてしまおうと、日々の生活の中でも喜怒哀楽を共有し、生老病死を分かち合い、共感性を増幅させるさまざまな活動を行います。

「東葛まいにち」2012年7月11日号掲載

 


                                                  

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カテゴリ: 子どもの広場

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