連載200回 ありがとうございます。田中公明氏の理念と実践に学んで進みます。



連載200回 ありがとうございます。田中公明氏の理念と実践に学んで進みます。

つたないコラムも200回になります。100回目は「不登校生の活動の場を拡大したい―『月謝』等への経済的な支援を―」でした。

あれからまた10年――。最大の出来事。4年前、ゆうびは経営危機に陥りました。その時、救いの手を差し伸べてくださったのは、社会福祉法人共働学舎(本部・町田市)常務理事田中公明氏でした。ゆうびは共働学舎の傘下に入りました。
田中さんは、最初に「今までのゆうびの活動をそのまま継続できるようにしましょう」と仰ってくださいました。

開園以来の経過を聞いてくださり「それは経営になっていない」と指摘され「自分達でやる限りは補助要綱が整っている施設にして、経営費用は行政が負担するのを利用すべきです」と仰います。

続いて「不登校は、本人の責任でも家族の責任でもない。その子ども達から『月謝』をとるのはおかしいではないか」とも。

また「共働学舎も、幼稚園も、学校も、フリースクールも、障害のある方の施設でも主人公は、それを受ける対象者であって、施設側が主人公であるということはありえない。施設がその利用者の要求に応えられないとき、施設は解散するべきです。施設の改善について利用者の人から要望があれば法人はそれに応える努力をするべきである」とも。

「共働学舎では職員の採用はどのようにされているのですか?」とお聞きしたとき「1週間程度活動してもらって利用者が全員賛成となれば採用されます」と言われたのもお考えの現れ、いずれも理念の具現化。「ゆうびは、早く独立して自分達が好きなようにされたほうが、きっといいものができる」とも言ってくださいました。

共働学舎の「ゆうび買い取り審議の理事会」が、全員一致で決定してくださった瞬間、隣席の上品なご婦人の理事さんが「よかったですね。長年慎ましく弱い人達のためになさってきたお仕事を神が見過ごすはずはありません。おめでとう」と言ってくださったときには、涙を堪えることができませんでした。ゆうびの理念に基づいて、共在活動に専念することでご恩に報います。

「東葛まいにち」2012年11月14日号掲載


                                                  

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カテゴリ: 子どもの広場

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