笑顔の使者がチームを照らす



笑顔の使者がチームを照らす

web_ray茶目っ気たっぷりドゥドゥ選手

柏レイソルは10月18日に行われた鹿島アントラーズ戦において、実に5カ月ぶりとなるアウェーでの勝利を飾った。勝利の立役者は、8月に加入したブラジル人MFのドゥドゥ選手。  先発で出場したドゥドゥ選手は持ち味である柔軟で懐の深いボールキープ、予測不能のドリブルで鹿島ゴールへ何度も迫る。  鹿島に先制を許し、迎えた前半終了間際に、右足の鋭いクロスから「センパイ(先輩)」と慕うレアンドロ選手のゴールをアシストし、同点に追いついた。ドゥドゥ選手は、「レアンドロの動きが素晴らしかった。うまく決めてくれました」と自身の働きよりも「センパイ」を立て、笑顔を見せた。  後半に入り、鹿島に追加点を許した直後の69分には、レアンドロ選手のパスにドゥドゥ選手が反応。一瞬早くボールに触った相手GKのキックに迷わず飛び込んだ。ドゥドゥ選手の背中に当たり跳ね返ったボールは、約20㍍先の鹿島ゴールへ一直線。  「監督からは諦めずに最後までプレーするよう言われていた。レアンドロが出してくれたボールを追い続けた結果です」(ドゥドゥ)と言う。この珍しいゴールをきっかけに、完全に流れをつかんだレイソルは、76分に鈴木大輔選手が2枚目の警告を受け退場。残り時間を10人で戦うこととなった。そして84分にドゥドゥ選手と交代した太田徹郎選手が試合を決めた。  終了間際、90分の勝ち越しゴールで、なかなか勝てない鬼門カシマスタジアムでレイソルは実に3年ぶりの勝利を飾った。  1ゴール1アシストの活躍を見せたドゥドゥ選手は、「今日はチームの気迫が違いました。パスをくれた仲間、繋いでくれた仲間、今日は全員の勝利です」と満足げに語っていた。  試合後にはチームメイト達に促され、サポーター待望の茶目っ気たっぷりのダンスを披露。「僕は人を笑顔にする事が大好きなコメディアンだからね」とサポーターと喜びを分かち合った。  シーズン終盤戦、ブラジルからやってきた笑顔の使者が、これからのレイソルに「アレグリア(歓喜)」をもたらしてくれそうだ。

(写真・文=神宮克典)


                                                  

2014年10月29日 笑顔の使者がチームを照らす はコメントを受け付けていません。 | トラックバックURL |

カテゴリ: がんばれ!柏レイソル 柏レイソル

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