「挑戦者」柏レイソルの大航海



「挑戦者」柏レイソルの大航海

グアムキャンプを終えた柏レイソルは、リーグ開幕前に開催される恒例のちばぎんカップ(2月26日フクダ電子アリーナ)で、ジェフ千葉との一戦に臨んだ。

拮抗した試合が動いたのは、54分。「常に狙っている形の一つ。FWの誰と組んだとしても、勝利と結果、得点に対して貪欲にやりたい。チームあってこその自分であることも見失わずに」という工藤壮人のゴールを守りきって、白星発進。工藤は最優秀選手賞を受賞した(3月8日、U―23日本代表に選出)。

続く3月3日、FUJI XEROX SUPER CUP 2012(国立競技場)では、第91回天皇杯王者であるFC東京と対戦。ワグネルのゴールと、北嶋秀朗が奪ったPKをレアンドロが冷静に沈め、粘るFC東京の反撃を振り切った(2―1)。

キャプテンの大谷秀和は、「まだチームのスタンダードには至っていないが、連動性も戻ってきた。勝ちながら修正できていることに満足している。先週より今日、今日より次の試合、そして開幕戦には、よりスタンダードに近づけたい」と、チームの現在地と感触を口にした。

2011年のJリーグ優勝に続く、新たなタイトルの獲得に、近藤直也は、「素直に嬉しい。アジアでも国内でも獲れるタイトルはすべて獲りにいく。たとえ自分の体がボロボロになっても獲りにいく」と意志表示。

澤昌克も「ロッカールームでも、みんな『さあ、帰ろう!』という雰囲気。アジア各地への移動も王者の証、喜びの一つですから、今日のように取り組み、壁を乗り越えて、レイソルの歴史を作る」と語るなど、選手達は達成感よりも、次のタイトルへの欲望や気持ちの切り替えを強調していた。

3月7日のブリーラムU戦(3―2で敗戦)で幕を開けたアジアチャンピオンズリーグ。王者として臨む2012Jリーグの戦い。この二つの大会に、「挑戦者の気持ちを忘れずに戦うことは変わらない」(田中)、柏レイソルの大航海が始まった。

(文・写真=神宮克典)
柏レイソル公式HPhttp://www.reysol.co.jp/
『東葛まいにち』3月14日号掲載


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