厳しいレイソル包囲網の中で



厳しいレイソル包囲網の中で

連覇を狙うJリーグと、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)を並行して戦う2012シーズン。過密日程の3月を締めくくる、31日のジュビロ磐田戦(ヤマハスタジアム)。後半の反撃も及ばず、0―1と悔しい敗戦を喫した。合計6試合の成績は、2勝3敗1分だった。

7日、ACLのブリーラム・ユナイテッド戦(タイ)と、11日のJリーグ横浜F・マリノス戦(日立柏)。2つの開幕戦でともにDF酒井宏樹がゴールを決めたものの、勝利を挙げることはできなかった。

各チームの“レイソル包囲網”が行く手を阻む。
「レイソルと戦うチームは、ファウル覚悟で止めてくる。僕らの長所をよく知っているし、マークもきつく感じる」(MFレアンドロ)。
このような状況の中、包囲網を崩せずに勝点を伸ばせていない。

要となるベテラン選手からも同様の言葉が聞かれる。FW北嶋秀朗は、「一つひとつのプレーの勇気と、その精度が足りていない」。またMF栗澤僚一も「球際へ強く行くこと、ボールを奪い切ることが必要」と危機感を口にした。 

また、キャプテンのMF大谷秀和からは、「チームのためにベストを尽くし、全員が勝つための準備をすることが大切」と、試合へ臨む姿勢を見つめ直し、〝チームのスタンダード(標準レベル)〟への回帰を求める声があった。

しかし、明るい材料も少なくない。「レイソルに来て毎日充実している」という新加入のDF那須大亮は、安定した守備を披露。攻撃でもACL全北現代戦で高い得点能力を見せた。
その活躍の後を追うように、藤田優人や渡部博文、福井諒司などの若手DFが代わる代わるメンバー入り。近藤直也、増嶋竜也といった主力も健在で、高いレベルでポジションを争う“チームのスタンダード”は今年も変わりない。

昨季ほどのスタートダッシュは決められなかった。折しも、ネルシーニョ監督は「これまでと違う戦い方を準備したい」と振り返った。
過密日程と厳しい相手のマークの中、選手達の成長と巻き返しに注目だ。

(文・写真=神宮克典)
柏レイソル公式HPhttp://www.reysol.co.jp/
『東葛まいにち』4月11日号掲載


                                                  

2012年04月11日 厳しいレイソル包囲網の中で はコメントを受け付けていません。 | トラックバックURL |

カテゴリ: がんばれ!柏レイソル

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