レイソルの新たな翼、藤田優人



レイソルの新たな翼、藤田優人

4月14日の仙台戦。左サイドバックに起用されたのは、今季新加入の藤田優人だった。昨季からレギュラーを務めていた橋本和が怪我で離脱。藤田は、本来は右サイドバックの選手だが、左サイドでも器用にプレーできる長所に、白羽の矢が立った。

雨に濡れて難しいピッチ状況をもろともせず、果敢な攻撃参加からMFレアンドロの2点目をアシスト。堅守を誇る仙台の壁をこじ開けた。
「あの場面は、ゴールを決めてくれたレアンドロの個人の力が大きかった。でも自分がクロスを上げなかったら、あのゴールはなかった。右サイドでも左サイドでも、積極的に仕掛けて、ゴール前にクロスを送っていきたい」と語気を強める。

翌週17日、中国・広州でのACL広州恒大戦でも、先発出場。超満員の広州サポーターで沸き上がる天河スタジアムを舞台に、左サイドバックでプレー。FW田中順也と交代するまでの68分間、強力な広州攻撃陣を相手に奮闘した。
「初先発が首位の仙台との試合でしたし、続くアウェイでのACLと国際試合を経験できた。自分の中でこの連戦での経験は大きな収穫だった」

DF酒井宏樹を出場停止により欠いた21日アウェイ神戸戦は、本来の右サイドバックとして、90分のフルタイム出場。「DFとして、失点の多さを反省しないといけない」と悔しさを滲ませたが、果敢な攻撃参加を披露。全体的に右掛かりとなった後半の展開は、チームメイトからの信頼の証とも言い換えてよさそうだ。

「両サイドバックの2人(酒井、橋本)は、日本代表にも選ばれた選手ですからね。彼らから学べるところは、常に学んでいくように心掛けています。監督は、いい状態であれば、試合に使ってくれます。『力まずにプレーをしなさい』と言われてからは、日々、いい意味での脱力感をもって取り組めている」と、監督のアドバイスが好パフォーマンスに繋がっている。

176cm、70kgとサッカー選手としては決して大柄ではない。しかし激しい当たりにも負けず、体幹の強さを感じる凛々しいプレースタイルで、サイドを駆け抜ける藤田のプレーに今後も注目していきたい。

(文・写真=神宮克典)
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「東葛まいにち」2012年5月9日号掲載 


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