【柏レイソルU-18】プリンスリーグ2012が開幕



【柏レイソルU-18】プリンスリーグ2012が開幕

Jリーグクラブユースと高校サッカーの強豪が凌ぎを削るリーグ戦、高円宮杯U-18サッカーリーグ プリンスリーグ関東が開幕。

関東1部に昇格した柏レイソルU-18は、ユース年代最高峰リーグである同プレミアリーグ昇格を果たすべく、FC東京U-18との日立台人工芝グラウンドでの一戦を迎え、観覧エリアを埋め尽くすほどに詰め掛けたサポーターの前で、このチームの豊かな可能性を示した。

下平隆宏監督が標榜するパスサッカーはこの日も健在。
立ち上がりに見られた東京の攻勢を、「戦術眼が高く、ボールを失わない。欠かせない存在」(下平監督)であり、柏の攻守を牽引する秋野央樹キャプテン(3年)が見せる鋭い読みと守備、正確なパスで、次第に主導権を握った柏は、得意のパスワークで東京ゴールへと迫る。

少し前方に構える2人のMF、伊藤光輝と小林祐介(共に3年)と秋野のMFトリオの、持ち前のパスワークと守備におけるボールへの執着心が光った中、迎えた33分。
前線で東京DFを背負いながら、パスを呼び込み続けたFW川島章示(3年)が、小林からのパスを力強くゴールに叩き込んで待望の先制点。
この点取り屋らしい風情を漂わす川島のゴールに対し、「体も強いし、守備もしっかりやってくれている。
川島が伸びたことが大きいです」と、下平監督も目を細めた。

好機を作りながら、ゴールを奪えぬ展開の後半。
東京の鋭い速攻を、抜群の安定感を見せるGK中村航輔の美技などで凌ぐと、眼の負傷により、ベンチスタートとなったMF中川寛斗(3年)を投入。すると、柏本来の姿が甦る。
サイドに広がったFW吉川修平、平久将土(共に3年)が好機を迎え、小林がパス&ゴーから鋭くゴール前へ飛び出すなど、中川の卓越したボールタッチによって、柏の攻撃が「ガラリと変わった」(下平監督)。


攻勢を強めた柏は、71分。
「いいボールを蹴れて、ビルドアップも守備もいい選手。今日は自信になったはず」(下平監督)という長身のCB中谷進之介(2年)が空中戦を制して追加点。72分には東京のバックパスを奪った吉川がGKを交わして3点目。試合はこのまま3-0で終了。柏がプリンスリーグ1部の初陣を飾った。

試合終了の笛とともに、GK中村を中心に抱擁を繰り返す選手たち。試合中の成熟した姿とは裏腹に、普通の高校生の素顔を覗かせる選手たちと、ピッチサイドで見守っていた柏レイソル各アカデミースタッフたちの安堵の表情に、このリーグにかける特別な思いが溢れていた。

次回のホームゲームは、5月6日桐光学園高校戦(18:30KickOff)となる。


■下平隆宏監督コメント
「勝ててよかった。開幕戦だったので、勝てて安心しました。今日は勝点3を取ることが最低限の目標だった。先日のダラスカップでもいいゲームができていたので、チームの完成度は高い。ケガ人や出場停止の選手が出た時に、いかにチーム力を落とさずにやっていけるかを気にかけてやっていければ、問題なく戦っていけると思っています。勝ち続けながら、注目されるように戦っていきたいですね」

※振替となった第1節桐蔭学園戦は、4月22日神奈川県・桐蔭学園グラウンドにて開催された。結果は0-0で終了。

※第3節川崎フロンターレU-18戦は、神奈川県立保土ヶ谷公園サッカー場で開催される。
http://www.princeleague-kanto.com/1st_division_01.html

※16日、MF中川寛斗選手がU-18日本代表へ選出。スロバキア遠征(4月20日~29日)へ旅立った。

(文・写真=神宮克典)


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2012年04月28日 【柏レイソルU-18】プリンスリーグ2012が開幕 はコメントを受け付けていません。 | トラックバックURL |

カテゴリ: レイソルアカデミー

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