【柏レイソルU-18】5月13日プリンスリ-グ第6節 市立船橋戦



【柏レイソルU-18】5月13日プリンスリ-グ第6節 市立船橋戦

第6節は、市立船橋との首位攻防戦。柏レイソルU-18は、船橋市内の法典公園(グラスポ)へ乗り込んだ。

試合会場となったサッカ-場には、観客席に収まり切らないほどの観客が詰め掛け、関係者が「このグラウンドでは最多の観客数ではないか」と話すなど、今回の試合の注目度の高さを伺わせた。

サイドに人数をかけてくる市立船橋の守備に手を焼きながらの立ち上がり。
下平隆宏監督が、「彼らにどうやってボ-ルを入れるかが重要だった」と語った吉川修平、平久将土の両サイドMFが、高い位置取りから打開を試みるが、市立船橋が突破を許さない展開。

中盤の主導権争いは最激戦区と化した。試合が動いたのは36分。
中盤からゴ-ル前に顔を出しながら、「フィジカルを活かしてプレ-してくれる」(下平監督)MF伊藤光輝が果敢に突破を仕掛けたところで、主審のホイッスルが鳴り響き、市立船橋のファ-ルを告げる。

FKスポットに構えるのは、伊藤と秋野央樹、中川寛斗。3人のMFが、市立船橋がセットする壁と対峙していた。

「壁を見ながら、光輝と話し合って、右の壁が大きかったので、自分が蹴ろうと決めた」秋野が放ったFKがゴ-ルへ吸い込まれ、先制。ピッチには秋野を中心に祝福の輪が広がった。

先制後、試合の主導権を握った柏だったが、40分、左サイドで安定感のある攻撃参加を見せていたSB進藤菜央が足首を痛め負傷退場。

新藤に代わり投入されたDF麦倉捺木は滞りないプレ-で起用に応えた。

下平監督は「学年に関係なく、代わりの選手たちが戸惑うことなくプレ-することができる。その辺がレイソルの強み」と称えていた。

流れを引き寄せた柏は、前半終了間際の43分、伊藤のアシストから吉川が強烈なシュ-トを叩き込み追加点。2点差をつけてハ-フタイムを迎えた。

後半に入ると、「CBから経由していくのか、MFの秋野からなのか、サイドチェンジのル-ト選択を考えて、サイドにかかるプレッシャ-から逃れていこう」と指示を受けた柏が試合を支配。
ピッチの横幅を広く使い、パスを繋いで、ゴ-ルへ迫る。

追加点こそ奪えなかったが、5節桐光学園戦と同じく、FW木村裕、MF小林祐介を投入。
下平監督に「ありがたい」と言わしめる選手層を見せつけるが、「最後のところでの決定力という課題があります」(秋野)との言葉通り、数多くの好機を活かしきれなかった。

柏の攻撃を前に、守勢に回り、人数をかけず、速攻を狙う市立船橋の素早い攻撃に対し、「ほぼ完璧なラインコントロ-ル。安心して見ていられた」(下平監督)CB中谷進之介と御牧建吾、GK中村航輔が市立船橋攻撃陣を封じた。

中谷は、特長である縦パスで攻撃の起点となり、御牧は、MF白井永地との交代で退いた右SB堤勇人に代わり、SBへポジションチェンジするなどの多様性を示した。

その堤と共に、CBへポジションを移すなど、後半は守備面での貢献が光った秋野は、「選手は監督に言われたポジションで自分の仕事をしっかりしないといけないと思う」と語った。

その後、前線で奮闘したFW川島章示に代わってFW宮崎弘を投入するなど、チ-ムの質を落とすことなく戦いきり、安定した試合運びを見せた柏が2−0で勝利。柏はプリンスリ-グ関東一部の首位に浮上した。

 


■下平隆弘監督
「試合の入り方は良くなかった。市立船橋さんのプレッシャ-に苦しめられましたが、徐々に立て直していけたと思います。押し込まれた時間帯に失点せず、徐々にペ-スを握れたことが大きかった。今日の試合がアベレ-ジと言えますね。スタメンクラスの選手が控えていて、交代で入っても、チ-ム力が落ちない。サッカ-の役割を理解している選手が多く、FWの選手も、MFの仕事を理解している。ポジションの役割は大体理解できていますね」

■秋野央樹選手
「無失点で市立船橋に勝てたということが今日の成果。慣れないポジションでも、みんなで助け合ってやれる能力も、監督の指示に応える能力も、このチ-ムにはあると思う。今日は、『首位のチ-ムにしか味わえない、追う者と追われる者の気持ちは全然違うんだ』という話が監督からあって、今日勝てば首位だったのでどうしても勝ちたかった。首位ということで、追われる立場になりますが、そのプレッシャ-も楽しんでいけたらと思います。(その自信は?)自信がないとやっていけないです。自信はあります!」

(文・写真=神宮克典)



                                                  

2012年05月25日 【柏レイソルU-18】5月13日プリンスリ-グ第6節 市立船橋戦 はコメントを受け付けていません。 | トラックバックURL |

カテゴリ: レイソルアカデミー

トラックバック&コメント

まだトラックバック、コメントがありません。